京北の「樹々の会」がクロモジのお香を新発売 老舗メーカーとコラボし、商品群が拡充

高級爪楊枝(つまようじ)の原料にもなるクロモジを使った「お香」が商品化され、6月4日に京都府京北地域の道の駅・ウッディー京北でデビューを果たした。企画・販売しているのは、同地域の女性林業グループ「樹々(じゅじゅ)の会」(京都市右京区、一瀬裕子会長)。

新発売されたクロモジのお香の商品名は「しんしん香」。1セット12本入りで880円(税込み)。老舗お香メーカーの(株)松栄堂(京都市中京区、畑正高社長)と連携して製造・販売している。樹々の会の一瀬会長は、「クロモジの香りをかいで心が安らいでほしい」と話している。

しんしん香

樹々の会は、お香以外にもクロモジを使った商品「しんしん(身心)」シリーズを展開しており、ティーバッグ、のど飴、入浴剤、パウダー、ほうじ茶、茎茶、干しおかきを、ウッディー京北でいずれも1個350円(税込み)で販売している。

クロモジのパウダーを混ぜたソフトクリームは、ウッディー京北の人気商品となっており、クロモジのほうじ茶や茎茶も口にすると特有の清涼感ある味わいが広がり、気分がリラックスする。ウッディー京北の担当者によると、リピート購入する消費者も増えている。 タグ: ウッディー京北 クロモジ 京北 樹々の会

『林政ニュース』編集部

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