日本は「目立ったリスクなし」、クリーンウッド法など評価
EUDRに即して日本から木材製品をEU市場などに輸出していくための方策を考えていきたい。その前提として、日本の林業・木材産業が世界からどのように評価されているのかを確認したい。参考になる指標などはあるか。
プリファード・バイ・ネイチャーでは、国ごとに木材調達リスクの情報を公開しており、おそらく世界で最も参考にされているだろう。日本は「(北海道の先住民権利の確認の1点を除き)目立ったリスクなし」と評価されており、日本産の木材製品は追加的なリスク評価や緩和を実施せずに輸入しても問題ないとみられている。
日本は、腐敗認識指数などの数値が他国と比較して高く、汚職が少ないとされ、森林法やクリーンウ...
『林政ニュース』編集部
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