30周年事業の第2弾、“ニッセイ浜松の森”植樹活動を実施

30周年事業の第2弾、“ニッセイ浜松の森”植樹活動を実施

ニッセイ緑の財団(東京都港区、清水一郎理事長)は、設立30周年記念事業*1の第2弾として、静岡県浜松市の大谷国有林内にある“ニッセイ浜松の森”で10月14日に植樹活動を行った。“浜松の森”は、全国に207か所ある“ニッセイの森”の中で、植樹から森づくりに取り組む最も新しいフィールドとして2022年に設定。国有林の分収造林制度を利用して整備を進めている。

10月14日の植樹活動には国(林野庁)や地元の小学生、市民団体、林業事業体などの関係者約200名が参加し、「エリートツリー」の中でも成長がよく品質に優れ花粉も少ない特定母樹の種子から育てられた「特定苗」を500本植え付けたほか、林道沿いにヤマザクラを植栽した。

参加者のうち、水窪小学校は、天竜川の治水治山に貢献した実業家・金原明善が明治時代に植林した現場を学ぶなど、かねてから森林・林業の学習に熱心に取り組んでおり、閉会式の際には同財団の清水理事長から「木のしおり」と「樹木名プレート」が贈られた。また、植樹会場近くの浜名湖フライトパーク(離陸場)を拠点にハングライダー活動を行っている三ケ日町フライヤー協会は、オリジナルの手袋軍手「はまなこっ手?」を植樹作業のために提供した。

(2023年10月14日取材)

(トップ画像=約200名で植樹活動を行った)

『林政ニュース』編集部

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