どこでも誰でも木質空間をつくれるユニット「つな木」が7月15日に(株)日建設計(東京都千代田区、大松敦社長)と三進金属工業(株)(大阪府忠岡町、新井宏昌社長)から発売された。
「つな木」は45㎜角の一般流通材と専用のクランプ(接合金具)からなり、テーブルやベンチのほか、仮設医療ブース、オフィスなど様々な木質空間を創り出せる。専用クランプで角材を挟み込むだけで、簡単に組み立てられるシンプルさと再利用が何回でもできるのがミソ。第1弾として発売されたのは、「もしもつな木キット」。日常時はテーブルやベンチなどとして使用し、新型コロナウイルスなどのワクチン接種時には仮設医療ブースに”変身”する。価格は約26万円から約80万円で、基本仕様にオプションパーツなどを加えることができる。
『林政ニュース』編集部
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