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林政ニュース

大北森林組合補助金不正の賠償訴訟で長野県と元専務が和解


長野県 事件・不祥事

長野県は、補助金不正受給事件を引き起こした大北(だいほく)森林組合(大町市)の元専務理事・中村年計氏(59歳)に対する損害賠償請求訴訟で和解が成立したと7月16日に発表した。不法行為を受けて約1億2

経済

「阿蘇南郷檜」の知名度と販路が拡大、ブランド化が進む


九州地方 住宅市場

熊本県がブランド化に取り組んでいる「阿蘇南郷檜(あそなんごうひ)」*1が知名度と販路を広げてきている。阿蘇南郷檜は、約260年前の宝永年間から阿蘇地域で直挿しによって植え継がれてきたヒノキの挿し木品

政治・行政

「ウッドチェンジ法」の略称で周知し協定促進、説明会開く


全国 建設 予算・事業

森林(もり)を活かす都市(まち)の木造化推進協議会(前田直登会長)*1*2は、7月14日に「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に関する説明会を東京都千代

経済

早生樹「テーダマツ」の合板利用を目指す 天竜署管内で現地検証、伐期は25~30年


中部地方 合板・LVL

25~30年程度の伐期で循環利用できるテーダマツの有効活用に向けた取り組みが静岡県内でスタートした。まず合板用材として使うことが検討されている。 テーダマツは、アメリカから持ち込まれたマツ科の

政治・行政

木質バイオ発電を拡大、新エネルギー計画 2030年度に向け早生樹や広葉樹活用


全国 カーボン・クレジット 予算・事業

2030年度に向けた国のエネルギー政策と地球温暖化対策の内容が明らかになった。木質バイオマスの利用拡大や森林吸収源対策の強化などが盛り込まれており、林業・木材産業の活性化を通じて数値目標などを達成す

経済

ナイスの筆頭株主にヤマダ、不祥事に区切りつけ新段階へ


全国 事業経営 事件・不祥事

昨年(2020年)3月に組織体制を一本化して再出発したナイス(株)(神奈川県横浜市、杉田理之社長)*1は、7月16日に家電量販店大手の(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、三嶋恒夫社長兼CEO

人の動き

デジタル紙芝居『もくざいのヒミツ』を公開、箕面センター


近畿地方 人の動き

近畿中国森林管理局の箕面森林ふれあい推進センターは、デジタル版の紙芝居『もくざいのヒミツ』を制作し、7月20日に同局のホームページ上で公開した。サイトはこちら。 同センター職員の矢放(やはなし

政治・行政

『ゆるキャン△』とコラボして「お薦め国有林」の魅力発信


全国 イベント・祭事 国有林

林野庁は、人気テレビキャンプアニメーション『ゆるキャン△』シリーズ(製作委員会代表幹事:フリュー(株))とコラボして、「日本美しの森 お薦め国有林」*1*2の魅力やキャンプ場情報などをまとめたガイド

ディスカバー 政治・行政

「奄美・沖縄」の世界遺産決定、国有林野7割【話題を追う】


九州地方 森林の新たな利用

日本政府が世界自然遺産に推薦していた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島・沖縄両県)を世界遺産一覧表へ記載することが7月26日の世界遺産委員会(オンライン開催)で決まった。登録対象地域

経済

高品質・高級路線を徹底し道産広葉樹を活かす滝澤ベニヤ【突撃レポート】


北海道 合板・LVL

北海道芦別市に本社を置く合板メーカー・(株)滝澤ベニヤ(滝澤量久社長)が高品質・高級路線を徹底して、独自のマーケットを切り拓いている。看板製品である「シナ共芯合板」はm3当たり約30万円、色紙と単板を

経済

(前編)国産材家具を進化させるプレステージジャパン【遠藤日雄のルポ&対論】


北海道 家具・建具

国産材利用のパイプを太く、大きくしていくためには、産地(山元、生産者)と消費地(需要者、ユーザー)のニーズをマッチングさせることが不可欠だ。だが、産地の生産者は苦労してつくったものをできるだけ高く売り

経済

ハイブリッド型林業で「磨き丸太」を守る米嶋銘木【突撃レポート】


近畿地方 木材・木製品製造業

明治期前からの山林事業を受け継ぎ、昨年(2020年)7月に法人化した米嶋銘木(株)(京都府京都市右京区、米嶋昌史・代表取締役)が独自の経営スタイルをつくり上げている。地元・京北地域の特産である「磨き丸

テクノロジー 経済

伐採木の採寸作業を効率化するアプリ開発、日本リーテック


関東地方 林業機械

日本リーテック(株)(東京都千代田区、田邊昭治社長)は、富士通クラウドテクノロジーズ(株)(東京都中央区、関根久幸社長)と共同で伐採木の採寸作業を効率化するスマートフォン用アプリの実証実験を始める。

人の動き

来年度開校の“林業大学校”が入学生を募集中


東北地方 人の動き

来年度(2022年度)に開校する3つの“林業大学校”が入学生を募集している。それぞれ特色のあるカリキュラムを用意している。

経済

魚や海がテーマの「焼津おもちゃ美術館」が7月4日開館


中部地方 人の動き

マグロやカツオなどの水揚げ基地として知られる静岡県焼津市に、「焼津おもちゃ美術館」が7月4日にオープンした。子育て支援施設「ターントクルこども館」の2階と3階のスペースを使って整備した。焼津市が運営

経済

「伐採・搬出・再造林ガイドライン連絡会議」で情報共有強化


九州地方 林業 業界団体

NPO法人ひむか維森の会と鹿児島県CRL認証委員会は、6月30日に東京都内の会議室とオンライン会議システムを併用して、「責任ある素材生産事業体」の全国協議会設立に向けた意見交換会を行った。全国の関係

経済

稲城市に最大級の5階建て木造マンション 床組みにカラマツ2×10材やNLT使用


北海道 住宅市場

三井ホーム(株)は、東京都稲城市で建設している国内最大級の木造マンション「稲城プロジェクト」(仮称)の構造見学会を7月7日に開催した。地上5階建てで、延床面積は3738.3m2。1階はRC(鉄筋コン

ディスカバー 経済

どこでも誰でも木質空間「つな木(ぎ)」発売、45㎜角材を活用


全国 事業経営

どこでも誰でも木質空間をつくれるユニット「つな木」が7月15日に(株)日建設計(東京都千代田区、大松敦社長)と三進金属工業(株)(大阪府忠岡町、新井宏昌社長)から発売された。 「つな木」は45

政治・行政 経済

森林吸収系J-クレジットの販売実績などを報告、第1回勉強会を開く


全国 カーボン・クレジット 法律・制度

林野庁が設置した「森林整備法人によるJ-クレジット制度活用促進に向けた勉強会」*1は、6月22日に1回目の会合をオンラインで開催した。 J-クレジット事務局の担当者が制度の概要などを説明した上

経済

国産材率97%!三栄建築設計の事業戦略【遠藤日雄のルポ&対論】


全国 事業経営 業界団体

外材製品の入手難が続き、国産材製品を求める住宅メーカーが増えている。だが、これまで築いてきた調達ルートを切り替えるのは簡単ではなく、現場では戸惑いや混乱がみられる*1*2*3。そうした中で、一歩先を行

テクノロジー 政治・行政

異分野のエキスパートが参加し「森ハブ」の初会合を行う


全国 事業経営 予算・事業

林野庁は、異分野の人材を活用して林業改革の戦略を練る検討組織として「林業イノベーションハブセンター」(通称「森ハブ」)を新設し、第1回会合を7月8日に開催した。座長にベンチャー企業の育成に取り組んで

政治・行政

熱海の大規模土石流災害が投げかけている課題【論点を追う】


中部地方 治山 法律・制度

東海・関東地方が記録的な豪雨に襲われた7月3日午前10時半ごろ、静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生し、9名が死亡するなど甚大な被害が発生した(7月15日時点)。 土石流災害の原因とみられ

政治・行政

グリーン成長や新しい林業を柱に予算要求 吸収源対策推進、公共の鍵は強靭化対策


全国 予算・事業

来年度(2022年度)予算要求に向けた検討作業が本格化してきた。政府は7月7日に、予算要求のルールを定めた概算要求基準を閣議了解し、2年ぶりに特別枠(「新たな成長推進枠」)を設け、①グリーン、②デジ

人の動き 政治・行政

林野庁長官に天羽隆氏、2021年7月1日付け幹部異動 省No.2の審議官に新井ゆたか氏、女性で初


全国 人の動き 人事

農林水産省は、7月1日付けで幹部人事異動を発令した。一昨年7月から林野庁長官をつとめてきた技官の本郷浩二氏(昭和57年入省・京大林卒)が退任し、事務官の天羽隆氏(政策統括官、昭和61年・東大法)が長

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