新たに「未利用木材活用トライアル事業」を実施――静岡県

静岡県 木質バイオマス 予算・事業

静岡県は、今年度(2022年度)の川中・川下対策として、新たに「未利用木材活用トライアル事業」を実施する(予算額500万円)。林内に残置されている未利用木材を木質バイオマスとして利用する林業経営体等を支援するため、補助率2分の1、上限200万円の範囲で助成を行う。

また、住宅や非住宅建築物の木造・木質化を促進する「住んでよし しずおか木の家推進事業」(同2億3,500万円)については、助成要件としていた「県産材使用率50%以上」を撤廃し、使用量に助成単価を乗じる補助方式に切り替えて、使い勝手を高める。  

このほか、「森林認証材供給基盤整備事業」(同2億円)も継続実施し、突発的な木材需要の増加などにも対応できる体制づくりに向けて、基幹的作業道や索道(架線集材施設)の整備等に対して助成することにしている。

(2022年4月10日取材)

『林政ニュース』編集部

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