林野庁は、昨年(2024年)9月に公表した「令和5(2023)年木材需給表」*1の数値を1月16日付けで修正した。
昨年の「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」と「貿易統計」の確報公表に伴って見直したもので、修正後の総需要量は8,003万5,000m3と昨年9月の公表時より18万2,000m3増えて8,000万m3台をキープした。木質バイオマス発電向けの燃料材の需要増が上方修正の要因となった。
国内生産量(国産材供給量)も18万2,000m3増の3,441万1,000m3に改め、この結果、昨年の木材自給率は修正前より0.1ポイントアップの43.0%となった。
(2025年1月16日取材)
『林政ニュース』編集部
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