さらなる予算が必要!─「2024 治山・林道のつどい」を開く

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さらなる予算が必要!─「2024 治山・林道のつどい」を開く

全国治山林道協会長会議(山口俊一会長)などは、11月20日に東京都内で「2024 治山・林道のつどい」を開催した。全国から約400名が参集し、国会議員も90名余(代理出席を含む)が駆けつけた。

冒頭に挨拶した山口会長(日本治山治水協会・日本林道協会会長)は、「皆様のお力添えもあって2,600億円以上の公共予算は確保できているが、対策すべき危険な箇所のうち着手できているのは一部であり、さらなる予算の確保が必要だ」と述べ、来賓として出席した滝波宏文農林水産副大臣も、「治山・林道、森林整備による『緑の国土強靭化』を加速的に進める必要があり、予算確保に全力で取り組んでいく」と意欲を語った。  

また、青森県林業土木協会の田中進会長と岐阜県山林協会の山内登会長が現場からの声として、豪雨災害が多発していることなどを訴えた。その後、関連予算の拡充や災害に強い路網整備の推進、森林吸収源対策と花粉症対策の加速化などを骨子とする決議を全会一致で採択し、実現を目指すことにした。

(2024年11月20日取材)

(トップ画像=全国から約400人が参集し、予算の確保を訴えた)

『林政ニュース』編集部

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