T-FORESTRY(小田原市)に天皇杯、森林空間を活用し年間2万人集客

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T-FORESTRY(小田原市)に天皇杯、森林空間を活用し年間2万人集客

63回目となる今年度(2024年度)の農林水産祭天皇杯(林産部門)に神奈川県小田原市の(株)T-FORESTRY(辻村百樹代表)が選ばれた(10月2日に発表)。所有森林の空間をレクリエーションの場として整備し、幅広い利用者を呼び込んでいることが評価された。

同社は、2010年4月から「フォレストアドベンチャー」事業を行っており、木々の間を空中滑走するジップスライドや、森林内の作業道を活用したマウンテンバイクコースなどを整備したことで、年間約2万人が訪れる人気スポットになっている。

また、林産部門の内閣総理大臣賞は、北海道広尾町で漁業関係者とともにトドマツ、カラマツの優良苗木を生産している惣田政宏氏、日本農林漁業振興会会長賞は、静岡県静岡市の認証森林で高密度路網と車両系林業機械による高収益林業経営を実践している山田芳朗氏が受賞した。表彰式は、11月23日(土)に東京都渋谷区の明治神宮会館で開催される農林水産祭式典の中で行われる。

(2024年10月2日取材)

(トップ画像=天皇杯を受賞したT-FORESTRYのメンバー、前列中央が辻村代表)

『林政ニュース』編集部

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