2法人が合併して「やまがた森林と緑の推進機構」を設立

山形県の公益財団法人林業公社と同みどり推進機構が合併し、4月1日付けで「やまがた森林(もり)と緑の推進機構」(通称:森林(モリ)ノミクス推進機構)が発足する。林業公社とみどり推進機構の事業を引き継ぐとともに、森林経営管理制度も含めて県内で行われる森林づくり活動を総合的に支援する機関となる。

新たに設立する「森林と緑の推進機構」には約40名の職員が勤務し、理事長には元林野庁長官で同県森林協会会長の今井敏氏が就任する。林業公社が行ってきた分収林や公有林の整備事業と、みどり推進機構が実施してきた緑の募金事業や林業事業体への支援、森林公園の管理業務に加えて、3月末で解散するやまがた公益の森づくり支援センター(任意団体)の森林環境教育事業等も継承する。森林経営管理制度の実施主体である市町村の支援などにも取り組み、同県がテーマにしている「やまがた森林ノミクス」を推進する中核センターの役割を担う。

なお、同県では1月に行われた知事選で、「やまがた森林ノミクス」を提唱している吉村美栄子氏が4選を果たしている。

『林政ニュース』編集部

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