国民森林会議が提言「森林吸収源対策と日本の森林づくり」

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国民森林会議(東京都新宿区、藤森隆郎会長)の提言委員会(泉英二委員長)は、最新版となる2022年度の提言「森林吸収源対策と日本の森林づくり ─どのような影響を与えたのか─」を3月25日に発表した。

同提言は全2章構成で、第1章では地球温暖化と森林・木材の関係について国際的な会議における議論のポイントなどを整理。その上で、第2章で日本の対応について分析し、「対応が後手に回った」、「追加的人為活動の『森林管理』を実質的に『間伐』にしてしまった」、「条約事務局への報告と国内的説明に問題があると同時に決定的乖離があった」ことなどを問題視している。また、今後の温暖化対策に関しては、「IPCCが解明してきた全地球的炭素循環機構の実態を踏まえて再構築する必要がある」と求めている。

(2023年3月25日取材)

『林政ニュース』編集部

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