農林水産省は、7月5日付けで幹部人事異動を発令し、事務次官の横山紳氏(昭和61年入省・東大法卒)が退職し、大臣官房長の渡邊毅氏(昭和63年・東大法)が事務次官に昇格した。
林野庁関係では、林政部長の谷村栄二氏(平成3年・東大経)が大臣官房危機管理・政策立案総括審議官に異動し、大臣官房環境バイオマス政策課長の清水浩太郎氏(平成6年・東大法)が林政部長に就任。また、九州森林管理局長の矢野彰宏氏(昭和62年・筑波大林卒)が退職し、後任として国有林野部長の橘政行氏(平成元年・岩手大林)が九州森林管理局長に就いた。国有林野部長には、経営企画課長の眞城英一氏(平成3年・名古屋大林)が起用された。このほか、関東と近畿中国の森林管理局長及び本庁の5課長が交代したが、長官の青山豊久氏(昭和63年・東大法)と次長の小坂善太郎氏(昭和63年・名古屋大林)は留任し、就任2年目に入った
渡邊毅氏(わたなべ・つよし)1988(昭和63)年東大法卒後、農林水産省へ。林野庁林政部長、生産局畜産部長、水産庁漁政部長などを経て、2022(令和4)年6月から大臣官房長。60歳。東京都出身。
『林政ニュース』編集部
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