【寄稿】東北農林専門職大学に日本唯一の「森林業経営学科」ができます!

【寄稿】東北農林専門職大学に日本唯一の「森林業経営学科」ができます!

農業・森林業に関わる高度職業人材の育成を目的に、東北初となる公立の「東北農林専門職大学」が来年(2024年)4月に山形県新庄市で開学する。同大学に新設される「森林業経営学科」の学科長に就任予定の柴田晋吾氏(山形県農林水産部参事)からフレッシュなメッセージが届いた。

国際化時代に対応した学び...

柴田晋吾(しばた・しんご)

林野庁行政官出身で、FAO(国連食料農業機関)首席技術アドバイザー、上智大学教授・大学院地球環境学研究科委員長、パドヴァ大学客員教授、ケンブリッジ大学客員研究員、カセサート大学客員教授などを歴任し、現在も上智大学大学院で英語科目:Environmental Resource Management Policyの教鞭をとるなど豊富な国際経験と人脈を持つ。アメリカ森林学会所属。埼玉県森林審議会会長。「森林業」の草分けとしても知られ、著書の『エコ・フォレスティング』(2006年、日本林業調査会)などでこの考え方を提唱。最近は欧州などにおける森林生態系サービスの実現のためのイノベーションに関する研究も深めており、『環境にお金を払う仕組み‐PES(生態系サービスへの支払い)が分かる本』(2019年、大学教育出版)などの著書がある。

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