福島県内の関係団体で構成する「福島県の再造林を考える会」(会長=佐川広興・協和木材(株)代表取締役)は、10月4日に郡山市内で「福島県の再造林推進を考えるシンポジウム」を開催した。
物林(株)理事兼新事業推進部長の大貫肇氏が補助金に頼らない林業のあり方を中心に基調講演し、林木育種センター育種部育種第2課長の田村明氏がエリートツリーに関する報告を行った後、パネルディスカッションを実施。パネラーとして登壇した県農林種苗農業協同組合代表理事組合長の上村和直氏は、組合独自のミニチュア採種園の造成によって需給に応じた苗木生産体制の確立を目指していること、県森林組合連合会代表理事会長の田子英司氏は、コンテナ大苗の植栽計画などを発表し、最新情報の共有化を図った。
(2023年10月4日取材)
(トップ画像=会場には約200名が集まった)
『林政ニュース』編集部
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