デジタル森林浴の共同研究継続、生産性アップの要因を探る

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デジタル森林浴の共同研究継続、生産性アップの要因を探る

「デジタル森林浴」サービスを展開しているフォレストデジタル(株)(北海道浦幌町、辻木勇二・代表取締役CEO)*1は、2021年から行っている森林総合研究所(茨城県つくば市)との共同研究を継続すると5月13日に発表した。

これまでの研究では、「デジタル森林浴」を通じた生理的・心理的疲労回復効果などを調査してきたが、今後はオフィス環境の緑化と生産性の向上などの関係を科学的に検証する。空間VRを用いた模擬オフィスにおいて、労働者の集中力やストレス軽減、創造性、仕事への意欲などを実験によって調べ、森や木の「何」が労働生産性の向上をもたらすのかを明らかにする。同社によると類似の研究はほとんど行われておらず、従来にない知見が得られると見込んでいる。

(2024年5月13日取材)

『林政ニュース』編集部

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