今年度(2023年度)の「農山漁村女性活躍表彰」(事務局=農山漁村男女共同参画推進協議会)で、林業分野から特定非営利活動法人郷の息吹(宮崎県美郷町、小田ちはる代表)が優秀賞(林野庁長官賞)を、秋田県林業女性会議(秋田県秋田市、齊藤恵美代表)が優良賞(全国森林組合連合会長賞)を受賞した。
郷の息吹は、荒廃した竹林の手入れなどに取り組んでおり、男性会員が伐採作業を行い、女性会員が竹材やタケノコの加工を担うという協業体制で整備面積を広げている。代表の小田氏は、北郷女性林研グループ(美郷町)の会長もつとめている。
秋田県林業女性会議は、2014年に設立した「秋田県林業女性研究会」を前身として2023年5月に発足*1。「すべての人が働きやすい職場環境の整備」を目指して提案書*2をまとめるなど、発信力の高い活動を続けている。
(トップ画像=3月7日に東京都内で行われた表彰式に出席した秋田県林業女性会議のメンバー)
『林政ニュース』編集部
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