日本製紙秋田工場に国内最大規模のエリートツリー閉鎖型採種園が完成

秋田県 苗木生産・育種

日本製紙(株)(東京都千代田区、瀬邊明社長)の秋田工場(秋田市)の敷地内にエリートツリーの閉鎖型採種園が完成した(1月19日に発表)。苗木換算で年間160万本分の種子生産能力があり、国内最大規模となる。

同採種園は、間口7.2m×奥行50m×高さ5mの温室8棟からなり、エリートツリーの人工交配を行う。種子の初収穫は10月頃を予定しており、数年をかけて年間160万本の種子を安定的に生産する体制の構築を目指す。

同社は、国内に約9万haの社有林を保有しており、秋田・静岡・広島・鳥取・熊本・大分の6県で間伐等特措法に基づく特定増殖事業者の認定を受けている。

今年度(2025年度)中に鳥取県でも苗木生産拠点を着工することを計画しており、一連の設備投資が完了して本格稼働すると、同社グループ全体のエリートツリー苗木生産能力は年間460万本になると見込んでいる。

(2026年1月19日取材)

(トップ画像=秋田閉鎖型採種園の外観(左)と内部、画像提供:日本製紙)

『林政ニュース』編集部

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