11月に創立120周年を迎えた森林総合研究所(茨城県つくば市)は、記念事業の1つとして、569点に及ぶ過去の資料を電子化し、「森林総合研究所アーカイブ」として公開した(12月8日に発表)。
同アーカイブは、電子化した資料を①森林総合研究所(林業試験場)、②帝室林野局林業試験場、③国有林野特別会計林業試験成績報告書──の3つのカテゴリーに大別して整理しており、一部の資料を除いてOCR処理を行っているので、PDF閲覧ソフトを使って文書検索ができる。→詳しくは、こちら
同研究所は、1905(明治38)年に山林局林業試験所として発足した後、1947(昭和22)年の林政統一で林業試験場となり、1988(昭和63)年に森林総合研究所と改称し、2001(平成13)年に独立行政法人森林総合研究所、2015(平成27)年に国立研究開発法人森林総合研究所へと移行し、2017(平成29)年に国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所へ名称を変更して、今日に至っている。
(2025年12月9日取材)
『林政ニュース』編集部
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