植物学の父・牧野富太郎の業績を伝える高知県立牧野植物園(高知市)で、アート絵本『まきのまきのレター』の世界を体感する企画展「ephemral forest」が開催されている(11月28日(日)まで)。壁面が土佐和紙で覆われた展示室の中央に、同絵本の“超超”特装版にも採用された最上級の土佐典具帖紙が浮遊し、幻想的な“和紙の森”がつくられている。企画展の運営を担っている(株)ENYSi(東京都港区)の池田健社長は、「和紙の薄く、はかなそうな中にある強さを通じて、地域の資源を活かしながら豊かな生き方が送れることを伝えていきたい」と話しており、「今後も国内の和紙の産地を巡りながら取り組みを広げ、海外展開も考えたい」と意欲をみせている。
(2021年10月10日取材)
(トップ画像=土佐典具帖紙に描かれた牧野富太郎博士、壁と額縁は土佐和紙でつくられている)
『林政ニュース』編集部
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