林業産出額が再び5,000億円を割り込んだ。農林水産省が3月8日に公表した最新データによると、2020年の林業産出額は対前年比2.9%減の4,831億円にとどまった。内訳は、木材生産が同8.7%減の2,464億円、栽培きのこ類生産が同4.3%増の2,260億円、薪炭生産が同2.6%増の60億円など。コロナ禍で新設住宅着工戸数が減り、製材用素材等の生産量が減少したことなどがマイナス要因となった。
林業産出額は、2018年に18年ぶりに5,000億円を突破し、翌2019年も5,000億円台をキープしていた。
(2025年3月8日取材)
『林政ニュース』編集部
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