日本森林技術協会(小島孝文理事長)は、6月30日に80回目となる通常総会を行った。
同協会は、昨年5月にM(ミッション)・V(ビジョン)・V(バリュー)を定めて、経営基盤の強化と事業の見直しを進めている。その結果、経常利益は前年度から約1億1,000万円増加し、約1億1,600万円に伸びた。
小島理事長は、「業務改革などによって黒字を大幅に伸ばすことができた。これからもAI(人工知能)の導入など効率的な運営に努めるとともに、職員の待遇改善を図って、経営基盤をさらに強化していきたい」と挨拶した。
議事では所定の議案を承認し、短期借入金の限度額を8億円から10億円に引き上げて、財務基盤を強固にしていく方針などを確認した。 役員の改選も行って、小島理事長らを再任した。
(2025年6月30日取材)
(トップ画像=挨拶をする小島・日林協理事長)
『林政ニュース』編集部
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