全国森林組合連合会(村松二郎会長)は、6月25日に第113回通常総会を開催して役員の改選を行い、村松会長が退任して、新会長に岩手県森連会長の中崎和久氏(66歳)が就任した。また、副会長に三重県森連会長の上田和久氏を選任したほか、専務理事の肱黒直次氏が非常勤の副会長となり、後任として参事兼総務部長の富山洋氏が専務理事に昇格、常務理事の飛山龍一氏と白川裕二郎氏は再任された。
中崎氏は、葛巻町森林組合長や日本椎茸農業協同組合連合会副会長なども歴任している。全森連会長として、「林業の成長産業化を目指す政策が現場に届いているか。現場からの意見をしっかりと吸い上げながら地域課題の解決に努力していきたい」と抱負を述べた。
議事では、所定の議案を提案どおり承認・決定し、新たな系統運動「JForestビジョン2030」を推進する方針を確認した。
(トップ画像=中崎和久・全森連会長)
『林政ニュース』編集部
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