渡良瀬流域構想を進めるコンチネンタルホームグループ【突撃レポート】

渡良瀬流域構想を進めるコンチネンタルホームグループ【突撃レポート】

森高千里のヒット曲「渡良瀬橋」が架かる渡良瀬川。北関東を流れる1級河川の流域には豊かな森林が広がり、江戸時代から船を使った木材輸送が盛んに行われてきた。この地の利を活かして、山づくりから住宅建築に至る「林業の6次産業化」を進めている企業がある。栃木県佐野市に本拠を構えるコンチネンタルホームグループ(廣澤英次・代表取締役)だ。

国産材100%の家を年に300棟供給、拠点は“開かれた工場”

コンチネンタルホームグループは、のような企業群で構成されており、この他に介護事業なども手がけている。グループ全体の年間売上高は約250億円、従業員数は約300名に及び、国産材100%の家を年間約300棟供給している。

地域環境貢献企業を掲げてSDGs宣言などをいち早く行っている同グループが注力しているのが「渡良瀬流域構想」の推進だ。地産地消の家づくりを基軸に、施主や地域住民を巻き込んだ木育活動や植林体験、出前授業などを展開し、流域全体を活性化させることを目指している。

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から早30年! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。

この記事は有料記事(300文字)です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。