木材利用を含め新解釈、真庭市で『バイオマス・マクベス』上演

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木材利用を含め新解釈、真庭市で『バイオマス・マクベス』上演

シェイクスピアの4大悲劇の1つである『マクベス』を、木材利用を含めたエコロジーの観点から再解釈したツアー型野外演劇『バイオマス・マクベス』が11月17日(日)に岡山県真庭市内で上演される。

観客は演者とともに、真庭市内の森林や土場、木質バイオマス発電所などを巡りながら劇を鑑賞する。演じるのは、埼玉県蕨市に拠点を置くゲッコーパレード。

劇は、午前と午後の部に分かれ、劇中の移動は専用バスを用いる。集合場所はJR津山駅と真庭市役所。チケット料金は4,000円。サイトは、こちら

県内12市町村を舞台に『森の芸術祭 晴れの国・岡山』開催中!

『バイオマス・マクベス』は、イベント『森の芸術祭 晴れの国・岡山』の一環として上演される。同芸術祭は、県内の12市町村で9月28日(土)から11月24日(日)まで開催されており、芸術の力で「森」がもたらす「恵み」を未来に向けて活性化することをテーマに据え、「本当に必要な資本とは何か?」など根源的な問いかけを交えながら様々な展示を行っている。アートディレクターは、金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子氏がつとめている。

(2024年9月28日取材)

『林政ニュース』編集部

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