1,000社に導入実績、「木太郎」シリーズ初のクラウド型発売

神奈川県 木材・木製品製造業

1,000社に導入実績、「木太郎」シリーズ初のクラウド型発売

大手木材商社・ナイス(株)(神奈川県横浜市、杉田理之社長)の100%子会社であるナイスコンピューターシステム(株)(同、清水利浩社長)は、建材資材の販売や管理業務をサポートするクラウド・サブスクリプション型サービス「木太郎6」の本格販売を開始した(1月25日に発表)。

「木太郎」シリーズは、38年前にリリースされ、建築資材の販売店を中心に約1,000社への導入実績がある。ナイスが提供する約450万点の最新版のカタログや、建材・住宅設備機器・木材のオンライン発注システム「ナイスアドバン」などが利用できる。

新たにラインナップに加えた「木太郎6」は、同シリーズで初のクラウド・サブスク型で、専用アプリケーションをインストールすればどこでも利用でき、自動アップデート機能により常に最新バージョンが得られる。主な機能は、①売上(売り上げから入金、請求管理など)、②仕入(買掛け、支払い管理など)、③見積(見積書の作成、原価管理など)の3つで、今後、受発注や在庫管理の機能も追加する予定。利用料は月額制で、使用する機能に応じて価格が異なる。

なお、ナイスグループは、「木太郎」シリーズなどを通じて建築資材流通におけるITプラットフォームの構築を目指す方針を打ち出している。

(2023年1月25日取材)

『林政ニュース』編集部

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