北海道森林管理局は、コンテナ苗の普及を促進するため、公募を通じて選んだ8社と今年度(2022年度)の安定需給協定を締結した(2月22日に発表)。同局は、2017年度に「コンテナ苗の安定需給協定」制度を導入し、全国の森林管理局で唯一、コンテナ苗の使用予定数量を示して、生産者の育成を支援する取り組みを行っている。
協定締結数量は年々増加してきており、今年度はトドマツ103万本、カラマツ83万8,000本、クリーンラーチ21万2,000本の計208万本となった。協定によって確保したコンテナ苗は、2023~2027年度に森林管理署等が実施する造林請負事業で使用する。
なお、今年度の協定を締結したのは、次の8社(前年度より3社増)で、生産設備の拡充や機械化などによって増産やコストダウンを図ることにしている。
協定者=(有)谷口精光園(北斗市)▽(有)竹内山林緑化農園(美瑛町)▽(有)石田農園(長沼町)▽安藤山林緑化(株)(中富良野町)▽佐々木産業(有)(遠軽町)▽北振種苗(有)(雄武町)▽(有)岸苗畑(滝上町)▽(有)大坂林業(幕別町)
(2023年2月22日取材)
『林政ニュース』編集部
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