62回目となる今年度(2023年度)の農林水産祭(農林水産省と日本農林漁業振興会の共催)の受賞者が10月11日に発表された。林産部門の天皇杯(最優秀賞)には、北海道北斗市の谷口淳一氏((有)谷口精光園社長)が選ばれた。谷口氏は、2014年度からコンテナ苗づくりを本格化させ、昨年度(2022年度)はトドマツコンテナ苗30 万本をはじめカラマツやクリーンラーチのコンテナ苗を合わせて約52 万本作付けており、コンテナ苗生産量では道内3位、トドマツコンテナ苗は全道の約4割を占めるまでになっている。
このほか、内閣総理大臣賞は静岡県伊豆市で高品質の原木しいたけを栽培している朝香博典氏、日本農林漁業振興会会長賞は青森県十和田市の(有)下久保林業が受賞した。表彰式は11月23日(木)に東京都渋谷区の明治神宮会館で行われる。
(2023年10月11日取材)
『林政ニュース』編集部
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