新宿で森林レンタル「forenta」PR、6道府県に拡大

東濃ヒノキの産地で製材事業などを行っている(株)山共(岐阜県東白川村、田口房国社長)が展開する森林レンタルサービス「forenta(フォレンタ」が人気を呼んでいる。2月27日から3月16日まで、東京都新宿区の百貨店「新宿マルイメン」の1階スペースにワイルドキャンプ場を再現し、PR活動を行った。

3月11日にはトークセッションを開催して約100名が参加し、オンラインで約300名が視聴した。スペシャルアドバイザーとなっている「さばいどる」(サバイバルするアイドル)のかほなん(・・・・)氏や歌舞伎義太夫三味線の豊澤長一郎氏、(株)ワイス・ワイス最高執行責任者の佐藤岳利氏などを招き、「forenta」の魅力や可能性について議論を深めた。

「forenta」は、2020年11月に岐阜県東白川村でスタートし、翌21年11月からフランチャイズ展開を始め、現在は北海道、茨城、静岡、岐阜、京都、福岡の6道府県・8エリアで利用できる。総区画数は約200で、1区画の年間レンタル料金は5万5,000円(税込み)から13万2,000円(同)。個人だけではなく法人も利用しており、稼働率は90%以上となっている。なお、フランチャイズ加盟事業者は、ライセンス料として売上高の20%を同社に支払う仕組みとなっている。

田口房国・山共社長の話「『新宿マルイメン』に出店して、都心でも山や森林への関心が高まっていることを実感した。細く長く事業を展開し、森林活用の裾野を広げていきたい」

(2023年2月27日取材)

(トップ画像=トークセッションのトップバッターには「さばいどる」のかほなん氏(写真左)が登場した、写真右は、田口・山共社長)

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から31年目に突入! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。

この記事は有料記事(726文字)です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。