林業ベンチャーの(株)ソマノベース(和歌山県田辺市、奥川季花社長)と(株)シシガミカンパニー(岐阜県東白川村、田口房国社長)は、森林の新たな活用方法を開発するために協業していくと10月22日に発表した。
ソマノベースは、ウバメガシなどの種子をオフィスなどで育てて山に返す「MODORINAE(戻り苗)」、シシガミカンパニーは、森林レンタルサービス「forenta(フォレンタ)」を展開して林業界に新風を送り込んでいる。
両社は今後、企業の社有林やリゾート施設に隣接している森林などを社員教育や多様な人々の交流の場として活用しながら、ニュービジネスの立ち上げにつなげていく方針。自治体等と連携して新たな関係人口拡大策を打ち出すことも検討している。
(2024年10月22日取材)
(トップ画像=握手を交わすソマノベースの奥川社長(右)とシシガミカンパニーの田口社長)
『林政ニュース』編集部
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