林野庁は、「民有林の無断伐採に係る都道府県調査」の昨年(2022年)における結果を7月25日に公表した。同調査は、いわゆる「盗伐」事案*1が問題になった2018年から全国規模で毎年行っている。
昨年1年間に都道府県や市町村に「盗伐」関連の情報提供や相談があったのは72件で前年(2021年)*2の106件より34件減った。72件のうち23件が警察に持ち込まれていた(前年は36件)。
相談件数等が最も多かった地域は、九州・沖縄ブロックの24件、次いで、北海道・東北ブロックの14件、中部ブロックの12件で、前年と同様の傾向になっている。
(2024年7月25日取材)
『林政ニュース』編集部
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