カーワックスのトップメーカーとして知られるリンレイ(株)(東京都中央区、鈴木信也社長)が新たに「木材機能化推進チーム」を立ち上げた。創業80周年を迎えている同社は、新規事業の開拓を重点課題に据えており、本社の銀座から離れて新宿区内に同チームの事務所を7月2日付けで開設した。同社が得意とするコーティング技術をベースにして、「国産材を活かせる新製品を開発する」(担当者)方針だ。
すでに、三菱地所(株)らと連携してスギCLTを使った床システム「WOOD FLOOR UNIT3.2」*1を世に送り出しているが、「日本の林業にとって何が必要なのか、そこを考えたい」(同)としている。
(2024年7月1日取材)
『林政ニュース』編集部
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