正会員32社で「大型パネル生産パートナー会」が活動開始

正会員32社で「大型パネル生産パートナー会」が活動開始

大型パネルを使って木造住宅の施工合理化を進めているウッドステーション(株)(千葉市、塩地博文社長、*1、*2)は、テクノエフアンドシー(株)(東京都杉並区、道官陽一郎社長)とともに「大型パネル生産パートナー会」を立ち上げ、2月21日に千葉市内で発足式を行った。正会員32社のほか、賛助会員に22社、特別会員に4社が加盟し、全国各地で生産・販売体制を整備していく。

挨拶をする塩地博文会長

会長に就任したウッドステーションの塩地社長は、同会の目的として職人不足への対応やZEH住宅の推進とともに、「国産材の振興を目指す」と述べた。来賓として挨拶した本郷浩二・林野庁次長も「大工さんなど職人さんがいないと木材は使ってもらえない。森林所有者にお金を戻してくれる人はみんなパートナーだ」と期待をかけた。

同会の正会員には、ナイスプレカット(株)や(株)中東、(株)かつら木材センターなどが名を連ね、賛助会員には、中国木材(株)や佐伯広域森林組合、院庄林業(株)、銘建工業(株)、(株)山長商店などが入っている。塩地会長は、企業間の利害対立を超えたサプライチェーンの構築をテーマに掲げており、これからその実行力が問われる段階に入る。

『林政ニュース』編集部

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