「非住宅分野などに国産材活用」―江間忠グループ新春懇談会

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「非住宅分野などに国産材活用」―江間忠グループ新春懇談会

江間忠グループ*1*2は、4年ぶりとなる新春懇談会(第34回)を1月19日に東京都内のホテルで開催した。

冒頭に挨拶した(株)江間忠ホールディングスの江間壮一社長は、同社が昨年100周年を迎えたことを報告した上で、「今年は次の100年に向けて大事な年になる。既成概念にとらわれない時代に即した考え方で、新しい事業に挑戦していく」と抱負を語り、非住宅分野やバイオマス事業などに国産材を活用していくとの方向性を示した。

また、江間忠木材(株)の中稲八郎社長は、「欧州材は輸送問題等で厳しい環境下にあり、新規サプライヤーの選定に力を入れたい」と述べ、①北米材はバンクーバーにベテラン社員を駐在させて高品質材の輸入を増やす、②原木事業ではドイツ産ホワイトスプルースの輸入を続ける、③カナダ産米マツ丸太の輸入にトライする――との課題をあげた。国産材については、「九州、四国のヒノキ製品、北海道のカラマツ製品を中心に安定供給を図っていく」とした。

(2024年1月19日取材)

(トップ画像=挨拶をする江間壮一・江間忠ホールディングス社長)

『林政ニュース』編集部

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