【試してみました】実写で現場感抜群! VR安全教育ツール

全国 人の動き

【試してみました】実写で現場感抜群! VR安全教育ツール

全国森林組合連合会と農林中央金庫が昨年(2020年)からレンタルサービスを行っている「林業安全教育360°VR」が好評で、6月から動画メニューに「かかり木処理編」と「キックバック編」が追加された。「他人伐倒編」と合わせて3つの現場がバーチャル・リアリティ(仮想現実)によって疑似体験できる。早速、「キックバック編」を試してみた。

専用ゴーグルを着けてスイッチを入れると、森林の中へ瞬間移動。見上げると樹冠の間に青空、振り返れば木々。すぐ横に作業員がいて、伐採木が倒れかかってくることもある。コンピュータグラフィックス(CG)に頼らず、オール実写なので現場感が抜群。動画は1本5分程度。手軽な研修ツールとして重宝されそうだ。1セット(VR2台)を1週間レンタルして税込み4万4,000円。問い合わせ等は、全森連購買課(TEL03‐6700‐4734)へ。

『林政ニュース』編集部

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