新生「ウッドデザイン賞」開始、2次審査から5万5,000円が必要に

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民間主導の顕彰制度として新発足した「ウッドデザイン賞2022」の募集が始まった。2015年度に創設された同賞は、昨年度(2021年度)まで林野庁補助事業として行われてきたが、今年度(2022年度)から一般社団法人日本ウッドデザイン協会(東京都港区、隈研吾会長)が主催する有償事業となる。

新たに「技術・建材分野」を設けて応募分野を5つに増やし、全分野に「新領域」のカテゴリーを追加するほか、1つの作品で複数分野への応募を可能にするなど間口を広げて裾野の拡大を目指す。7月31日(日)まで応募を受け付け、1次・2次審査を行って、入賞作品に「ウッドデザイン賞」を贈る。入賞作品の中から最優秀賞(数点を予定)などを選び、12月7日(水)に開催される環境展示会「エコプロ2022」の中で表彰式を行う。

1次審査までは無料で参加できるが、2次審査に進む場合はエントリー料が1件につき5万5,000円(消費税込み)必要となる(中小企業、個人事業主、自治体、非営利法人の場合は3万3,000円(同))。また、ウッドデザインマークを使用する場合も有料になる。事務局は、「作品の見学ツアーや審査員との交流、ビジネスマッチングなどフォローアップを充実させていきたい」と話している。

(2022年6月10日取材)

『林政ニュース』編集部

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