「2025大阪・関西万博」の会場となる大阪市此花区の人工島・夢洲で、シンボル施設となる木造の「大屋根リング」(木のリング)がつながり、9月13日に記念式典が開催された。
全周約2㎞、高さ約12mの「大屋根リング」は、会場内のパビリオンをつなぐ主動線となり、ボードウォーク(遊歩道)を兼ねる。集成材やCLTなど約2万7,000m3の木材を使用しており、今後、植え込みやトイレなどの整備を進めて、来年(2025年)2月に完成する予定。総工費は344億円。
なお、大阪府木材連合会(大阪市、津田潮会長)は、万博終了後に解体される「大屋根リング」を再利用することを提案している*1。
(2024年9月13日取材)
(トップ画像=報道関係者に公開された「大屋根リング」、9月13日、撮影:杉浦咲子)
『林政ニュース』編集部
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