大手国産材製材企業の協和木材(株)(東京都江東区、佐川広興・代表取締役)は、秋田県の(株)門脇木材(仙北市、門脇桂孝・代表取締役)の発行済株式を4月24日付けですべて買い取り、完全子会社化する(買収額は非公表)。
昨年(2022年)から両社の間で協議を進め、今年(2023年)2月の基本合意を経て、4月13日に契約に至った。
協和木材は、福島県塙町と山形県新庄市で大型工場を稼働させており、年間の原木消費量は約60万m3と国内トップクラスを誇る。
一方の門脇木材は、秋田県内に田沢湖(仙北市)・協和(大仙市)・男鹿(男鹿市)の3つの製材工場とチップ工場(大仙市)の計4工場を持っており、年間原木消費量は約11万m3に及ぶ。また、植林・伐採事業、森林土木(治山・林道)事業なども手がけ、約1,800haの社有林を保有し、...
『林政ニュース』編集部
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