嵐山モウモウ緑の少年団を顕彰、30年間にわたり森林づくり

関東地方 埼玉県 植樹祭・育樹祭 表彰

嵐山モウモウ緑の少年団を顕彰、30年間にわたり森林づくり

木原営林大和事業財団(東京都文京区、前田直登理事長)は、今年度(2023年度)の緑の少年団顕彰事業として、埼玉県嵐山町の町有林で森林づくり活動を続けている嵐山モウモウ緑の少年団(国峯修代表)の実績を讃える顕彰式を9月24日に現地で行った。

同少年団は、1993年に活動を開始して以降、30年間にわたって嵐山町の町有林で下草刈りや間伐など雑木林の整備保全に取り組んでいる。とくに、国蝶オオムラサキの生育調査や餌木となるエノキの更新作業、流域の水質調査などの環境保全活動に力を入れており、メンバーは町内外の小学校生徒37名を中心に保護者らも加わっている。

顕彰式は、町の協力も得て、雑木林で採れたクリを味わいながら和やかに行われた。同少年団の関係者は、クリの有効活用に取り組んでおり、「量産試験を実施して検討を重ね、実用化を目指したい」と話している。

(2024年9月24日取材)

(トップ画像=秋の好天のもとで顕彰式を実施した)

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から早30年! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしていきます。

この記事はフリー会員記事(427文字)です。
フリー会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。