「兵庫モデル」が本格始動、be材センターと朝来バイオマス発電所が完成

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「兵庫モデル」が本格始動、be材センターと朝来バイオマス発電所が完成

兵庫県朝来市の生野工業団地で建設が進められてきた兵庫県森林組合連合会バイオマスエネルギー(be材)材供給センターと関電エネルギーソリューションが運営する朝来バイオマス発電所が完成し、本格稼働に入った。

朝来市で行われるバイオマス発電事業は、発電用のbe材(未利用材)価格を20年間固定し、官民が一体となって燃料調達から発電所の運営にまでかかわる「兵庫モデル」として注目されている。be材供給センターは、敷地面積が約2.8haで、木材の貯蔵量は約2万トン、チップ製造能力は1時間当たり約30t。発電所の出力は5,600kWで、燃料チップを年間6.3万t使用し、一般家庭約1万2,000世帯分の電気を供給できる。

(2016年12月2日取材)

(トップ画像=関係者ら約90人が出席して12月2日に竣工式が行われた)

『林政ニュース』編集部

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