葉っぱを材料とした切り絵、樹種ごとの性質等を活かして創作
皆さんは、リーフアート(葉っぱ切り絵)をご存じでしょうか。
この分野で有名な人として、「葉っぱ切り絵作家リトさん」がいます。テレビなどでも紹介されているので、知っている人も多いと思います。実は、私も、2021(令和3)年の夏に、リトさんの作品を見て、その繊細さに感動したことがきっかけで、リーフアートを始めました。
リーフアートは、紙の代わりに葉っぱを材料とした切り絵です。つくり方は、紙の切り絵とほぼ同じで、葉っぱの裏側に作品の絵を下書きし、デザインカッターで切り抜いていきます。ただ、紙とは異なり、葉っぱには、①葉脈がある、②湾曲している、③厚さが均一でない、④形が様々、⑤水分が多い──などの性質があるため、イメージどおりに切ることが難しいのですが、その分、作品ができあがったときの感動は一入です。
『林政ニュース』編集部
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