全苗連の新会長に井内優氏(和歌山県)が就任

全国 苗木生産・育種 業界団体

全国山林種苗協同組合連合会(全苗連、大森茂男会長)は、5月22日に東京都内で開いた今年度(2026年度)の通常総会で任期満了に伴う役員の改選を行った。10年間にわたって会長をつとめてきた大森氏(岩手県、73歳)が退任し、新会長に(株)井内屋種苗園社長の井内優氏(和歌山県、70歳)が選任された。

就任の挨拶をする井内優・全苗連会長

新会長の井内氏は就任の挨拶で、「苗木づくりでも外国人材の登用が重要な時代になってきた。そうした人材が長く働き続けて企業を回せるくらいになると非常に助かる」と述べるとともに、「苗木業界は零細企業が多いが、国からの支援も活用して投資を行い、現代のニーズに合って値段も安い苗木づくりに挑戦していきたい」と抱負を語った。

また、大森氏は退任にあたり、「10年前と比べて苗木づくりは裸苗からコンテナ苗に劇的に変わった。各県の生産者が経営的に成り立ち、お互いに協力すれば(苗木の)供給が間に合わないことはないと確信している」と思いを語った。

議事では所定の議案を原案どおり承認し、全国の関係者が参加する「全苗連生産者の集い」は、9月3日(木)に秋田県秋田市の秋田芸術劇場ミルハスで開催することを決めた。秋田県での開催は5年ぶりとなる。

(2026年5月22日取材)

『林政ニュース』編集部

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