ドローン使い災害時情報収集演習、ライブ配信の得失検証

徳島県と四国森林管理局は、10月29日に徳島県三好市井川町の民有林内で「ドローンを活用した災害時情報収集演習」を行い、関係者ら48名が参加した。この演習は、徳島県と四国局が2019年3月18日に締結した「林野災害時におけるドローンの利活用に関する協定」に基づいて毎年実施されている。

>tokushima.jpg>ライブ配信の状況を確認する

3回目となる今回の演習では、ドローンによる空撮と空撮状況のライブ配信、自動飛行による測量及び林道沿線の広域被害調査、空撮画像の解析、オルソ画像・図面作成研修を行った。とくに昨年度から課題となっているライブ配信については、Zoom、Webex、FacebookLiveの3種類のWeb会議ツール等を使って比較・検証を行った。その結果、映像の鮮明度を追求すると配信スピードが落ち、リアルタイムの配信を安定化させると画質が低下するなど、各ツールの長所・短所が明らかになった。担当者は、「災害の発生状況などに応じて使い分けていくことが重要」と話している。

『林政ニュース』編集部

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