全天連が創立50周年記念式典を開く

全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会(全天連、松尾和俊会長)は、5月20日に東京都内のホテルで第51回通常総会と創立50周年記念式典を行った。

挨拶に立った松尾会長は、「ツキ板業界はこの50年、環境・健康にやさしい貴重な銘木資源を最大限有効に利用する加工技術等を競い合い、木材産業全体の発展に取り組んできた」と総括。原木の量的減少・質的低下や感染症によるイベント中止などによる需要減、合板用接着溶剤の価格高騰などで「経営環境は大変厳しい」との認識を示した上で、「健康・環境・デザインに優れるツキ板のよさをPRし、新たな製品需要につなげる」と決意を述べた。

総会の議事では、今年度(2022年度)の事業計画や予算などを原案どおり承認し、役員の改選も行って松尾会長らを再任した。37回目となる「全国優良ツキ板展示大会」は、来年(2023年)3月に静岡市で開催する。

また、50周年記念事業として、『全天連 50年のあゆみ』を発刊した。

(2022年5月20日取材)

(トップ画像=挨拶をする松尾・全天連会長)

『林政ニュース』編集部

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