隈研吾氏デザインの新作「KODACHI」を発売【新製品】

森林保全団体のモア・トゥリーズ(東京都港区)は、6月25日に代表理事の隈研吾氏がデザインした新作家具「KODACHI」(こだち)を発売した。同団体が新作を世に出すのは8年ぶりで、隈氏が代表理事に就任してからは初めて。

「KODACHI」は、北海道産のシナ合板を使用した棚で、サイズは幅700mm×奥行220mm×高さ540mm、重さは約5kg、耐荷重は450kg、二酸化炭素(CO2)固定量は約9.2kg。価格は3万6,000円(税抜)。

天地を逆に、前後を入れて替えても成立するデザインとなっており、複数の「KODACHI」を組み合わせることで、様々な“表情”をつくり出せる。シナ合板は滝沢ベニヤ(株)(北海道芦別市、瀧澤貴弘社長)が提供し、(株)WOW(旭川市、野原寛史社長)が製品化している。なお、「KODACHI」が購入されるごとに、高知県梼原町の森林に苗木が1本植えられる仕組みになっている。

(2025年6月25日取材)

(トップ画像=KODACHI、画像提供:モア・トゥリーズ)

『林政ニュース』編集部

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