農林水産省は、7月1日付けで幹部人事異動を発令した。一昨年7月から林野庁長官をつとめてきた技官の本郷浩二氏(昭和57年入省・京大林卒)が退任し、事務官の天羽隆氏(政策統括官、昭和61年・東大法)が長官に就任した。
また、農林水産審議官の大沢誠氏(昭和59年・東大法)が退任し、後任には新井ゆたか氏(消費・安全局長、昭和62年・東大法)が昇格した。次官級の省No.2ポストに女性が起用されたのは初めて。新井氏は、林野庁で森林総合利用・山村振興室長をつとめた。
このほか、元林政課長の山口英彰・水産庁長官(昭和60年・東大法)、元林野庁次長の太田豊彦・食料産業局長(昭和60年・東大経)、林野庁で管理課総括課長補佐をつとめた水田正和・生産局長(昭和59年・東大法)が退職。吉川貴盛元農相と鶏卵大手・(株)アキタフーズ前代表との会食に同席して減給処分を受けた枝元真徹