マグロやカツオなどの水揚げ基地として知られる静岡県焼津市に、「焼津おもちゃ美術館」が7月4日にオープンした。子育て支援施設「ターントクルこども館」の2階と3階のスペースを使って整備した。焼津市が運営しており、オープン初日には、約500名が訪れた。
同館の延床面積は1,580m2で、内装は県産材を中心に仕上げた。八丁櫓をモチーフにした船の遊具や木製魚、お寿司を象った木製玩具など、約20万点の木のおもちゃが揃えられ、焼津市の特徴を活かした魚や海が身近に感じられるスペースになっている。担当者は、「アルコール消毒や予約制をとるなど感染症対策を徹底し、幅広い方々に利用していただけるようにしたい」と意気込みを話している。
(トップ画像=八丁櫓をモチーフにした船の遊具)
『林政ニュース』編集部
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