「Nesting」を正式リリース、価格は約1,000万円から【新製品】

全国 建設

デジタルテクノロジーを活用して誰でも“自分が望む家づくり”ができるアプリケーションソフト「Nestingネスティング)」が4月27日に正式にリリースされた。

家づくりのコンセプトを “日本民家”とし、テンプレートとしてS、M、Lの3サイズを用意。「S model」はコンパクトなロフト付きキャビン、「M model」は大空間を自由にカスタマイズできる平屋建て住宅、「L model」は大きな吹き抜けがある2階建て住宅となっている。利用者は、テンプレートをもとに、外観は3種類、内観は5種類のパターンを組み合わせながら基本的なデザインを固め、設計士と相談しながら間取りなどの詳細を決めていく。建築時には、地元のムク(無垢)材を中心に使用し、環境負荷の低減などを図る。価格は約1,000万円から(土地代等は含まず)。

同アプリを提供するVUILDヴィルド)(株)(神奈川県川崎市、秋吉浩気・代表取締役CEO)は、全国125か所に3D木工加工機「Shop bot」を導入するなど、地域との“密”なネットワークがある。これをベースにして、建築候補地に関する情報提供なども行っていく方針。「Nesting」の担当者は、「今後は間取りの変更などもスムーズに行える機能を実装していく」と話している。

(2022年4月27日取材)

(トップ画像=設計支援アプリ「Nesting」の操作画面)

『林政ニュース』編集部

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