水俣・芦北地域で豪雨災害からの早期復興を願いベンチ製作

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水俣・芦北地域で豪雨災害からの早期復興を願いベンチ製作

熊本県水俣・芦北地域の林業・木材産業関係者と高校生らは、令和2年7月豪雨災害*1*2からの復興事業の一環として、3月5日に木製ベンチとプランターづくりを芦北町総合コミュニティセンターで実施した。JLC(日本伐木チャンピオンシップ)の出場者による実演や、シンガーソングライター・進藤久明氏による林業応援ソングの披露なども行われた。

県立水俣高校と県立芦北高校の生徒ら113名が参加し、地元製材所や大工職人の指導を受けて、木製ベンチ15個とプランター62個を製作。豪雨災害で被災した肥薩おれんじ鉄道の佐敷駅、水俣駅などに寄贈した。3月16日は、あしきた・まちのこども園の園児ら51名とともに贈呈式を行い、早期復興を願ってくまモンとともにソメイヨシノを植樹した。

(トップ画像=肥薩おれんじ鉄道佐敷駅に寄贈した木製ベンチとプランター)

『林政ニュース』編集部

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