日本林業土木連合協会(新谷龍一郎会長)は、2月16日に東京都内のホテルで令和5年度定時総会を開催した。新谷会長は、「昨年の建設業の就業者数は前年から約6万人減の479万人となり、平成9年のピーク時の約7割となっている」との危機感を示し、「国民の期待に応えるには、担い手を確保・育成し、DX等により生産性を向上させ円滑に工事を施工することが喫緊の課題」と強調した。
議事では、所定の議案を原案どおり承認。表彰行事では、今年度(2022年度)の治山・林道工事コンクールで農林水産大臣賞に選ばれた芦北地区治山工事(合戦場外1)(大政建設(株)、九州森林管理局推薦)や湯擬谷第1分線林道(林業専用道)新設工事(西江建設(株)、北海道森林管理局推薦)などの業績を顕彰した。
(2023年2月16日取材)
(トップ画像=挨拶する新谷・林土連会長)
『林政ニュース』編集部
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