全木連70周年記念「全国木材産業振興大会」を高崎市で開く

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全木連70周年記念「全国木材産業振興大会」を高崎市で開く

全国木材組合連合会の創立70周年を記念する「第57回全国木材産業振興大会」(全木連と全国木材協同組合連合会の共催)が10月19日に群馬県高崎市のGメッセ群馬で開催され、約450名が参集した。

大会会長として挨拶した菅野康則・全木連会長は、「クリーンウッド法が改正・強化され、合法性が確認された木材を生産・流通・消費することが益々重要になっている」との認識を示し、花粉症対策に触れて、「使うことと植え育てることはいつも表裏一体。先人達がつくってきた森林を将来も循環利用していこう」と呼びかけた。

また、平方宏・群馬県木連会長は、「外材から国産材に転換する動きが出ており、花粉発生源対策にスギ材の需要拡大が盛り込まれた。この機会を捉え建築を中心に様々な分野で木材利用を推進していきたい」と意欲を語った。大会の宣言決議では、必要な予算の確保や新規需要の創出に取り組む方針を確認した。

(2023年10月19日取材)

(トップ画像=記念講演では地元・高崎市出身の林家つる子氏が古典落語を披露した)

『林政ニュース』編集部

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